マツモト外科整形外科

診療内容

初めて受診される方へ

リウマチ専門医、整形外科専門医、スポーツドクター、学校医として
お子様から高齢者の皆様の痛みや悩みに寄り添い、親切で丁寧な診察を心がけています。

松本院長の写真

主な診療内容

リウマチ

リウマチ学会リウマチ専門医としてリウマチでお悩みの方の相談にのりリウマチの寛解・痛みの軽減につとめています。

詳しくはこちら

スポーツ傷害

日本スポーツ協会認定スポーツドクターとして、スポーツによる外傷・障害の治療をおこなっています。

詳しくはこちら

側弯症

日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医として側弯の診断・治療をおこなっています。

詳しくはこちら

整形外科

日本整形外科学会認定専門医として頚・肩・腰・膝など整形外科疾患の痛みに対して診察・治療をおこなっています。

骨粗鬆症/痛風

骨密度を測定し、骨粗鬆症の診断・治療を行います。

痛風の痛みの診察・治療、また食事指導も行います。

関節リウマチ

関節リウマチってどんな病気?

関節リウマチのイメージ画像

関節リウマチは、関節包の内面の滑膜(かつまく)に炎症が起こり、滑膜炎(滑膜肥厚、絨毛)から関節炎が引き起こされ、関節に腫れや痛みを生じる病気です。
進行すると軟骨や骨が破壊されて関節機能も障害され関節変形も起こります。

原因

関節リウマチの滑膜炎、関節炎は、本来自己防衛機能である免疫に異常が生じて、自分自身の滑膜、関節などの組織を攻撃して起こります。
サイトカイン(L-6やTNF-αなど)も関与して炎症がさらに悪化していきます。
免疫異常の原因として、遺伝的要因と環境要因(感染、ストレス、タバコなど)が考えられます。

発症

年齢では30~50歳代が多く、女性に多く発症しています。

症状

滑膜の炎症に伴う関節炎による関節の腫れと痛みと朝のこわばり(手指が動かしにくい)があります。
また微熱や貧血やだるさなどの症状がでる場合もあります。

経過

経過は個人差がありますが、関節破壊は、発症後早期に起こり始めます。
そのため、できるだけ早期発見、早期治療が重要といわれています。

関節リウマチの診断について

2010年にACR/EULAR関節リウマチ分類基準が作成されています。

関節リウマチのイメージ画像

腫れや痛みがある関節が一つ以上ある(滑膜炎)

関節の腫れや痛みのイメージ画像

関節の腫れや痛みが6週間以上つづいている

血液検査のイメージ画像

血液検査でリウマトイド因子、抗CCP抗体が陽性である

診断結果のイメージ画像

炎症反応をしめすCRPまたは赤血球沈降速度が異常値である

上記の4点が重要です。
朝のこわばり、関節の腫れや痛みを感じて来院される患者さまが多いです。
血液検査、X線検査、場合によっては関節エコー検査等を総合してリウマチ専門医が診断しています。

関節リウマチの治療について

大きくわけて、薬物治療、リハビリなどの保存治療と滑膜切除術、人工関節などの手術療法があります。

薬物療法

現在大きく分けて5種類あります。

  1. 消炎鎮痛剤(NSAID)

    炎症を抑えて腫れや痛みを軽減させます。

  2. 副腎皮質ホルモン(ステロイド)

    炎症を抑え、即効性もあります。

  3. 抗リウマチ薬(DMARD)

    免疫異常に作用して、進行を抑える作用がありますが、効果が出るのに数カ月かかることもあります。

  4. 生物学的製剤

    滑膜炎をおこすサイトカイン(INFαやIL-6など)の働きを抑えたり、Tリンパ球の活性化を阻害して関節破壊の進行を抑えます。

  5. 細胞内シグナル伝達阻害剤

    分子標的型合成リウマチ薬
    細胞内の炎症を引き起こすシグナル伝達を阻害します。

患者と相談する松本院長の写真

患者さまとリウマチ専門医の合意のもと治療を行います。薬物で副作用を起こすこともあり定期的な診察、検査も必要です。

手術療法
  • 滑膜切除術
  • 関節固定術
  • 人工関節置換術
病院のベッドの写真

お身体の不安やお困りごとなど
お気軽にご相談ください

院長のイメージ画像

スポーツ傷害

スポーツ外傷

自転車型のリハビリ器具の写真

スポーツ外傷では、突き指や足関節の捻挫だと思われがちですが、骨端線損傷や指骨骨折、腓骨末端骨折などが生じていることもあります。
また、膝を捻じることで膝前十字靱帯損傷を生じることもあります。
早期の受診をお勧めします。

スポーツ障害

足骨の模型の写真

スポーツ障害では、疲労骨折や離断性骨軟骨症、野球肘、野球肩などを生じます。
痛みも軽度であり腫れもないことが多いです。痛みが続く場合にも受診されることをお勧めします。

側弯症

側弯症

病院のベッドの写真

背骨が左右に弯曲した状態で、背骨自体のねじれを伴います。
脊柱変形は小児期に多く見られるため、最近では学校で運動器検診の一部として行われています。
側弯症のうち、原因不明の特発性側弯が60~70%をしめています。

側弯症の
診断・治療

病院に飾っている花の写真

学校の運動器検診では、保健調査票による保護者の一次チェックと、学校医による検診から専門医への受診を勧められます。専門医は、レントゲン検査等でコブ角を測定し、診断します。
当院では、患者様それぞれの状態によって、治療指針を決定します。

診療時間

お問い合わせ

082-848-4311

※1 :リハビリのみ

休診日:休祭日・年末年始・お盆休み
院長出張による休診はその都度お知らせいたします

診療時間
9:00〜12:00
15:00〜18:00 ※1 リハビリ
のみ